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『メモの魔力』言語化が苦手な人に全力でおすすめします【要約まとめ】

11月 17, 2020

悩む人
「メモの魔力」の要約を知りたい。 どういう人が読むべきなのか知りたい。

こんなお悩みを解決します。

「どうせメモしたほうが良いってことが書いてあるんでしょ?」
と思っているそこのあなた!

すーーーっごく広くとったら間違いではないです(笑)
しかし、今回紹介する「メモの魔力」には
「メモを取るという行為のもっと本質的なこと」が深堀りされています。

筆者の前田裕二さんがなぜメモを取り続けるのか、メモを取ることでどんなメリットがあるのかが分かります。

[box05 title="この記事で分かること"]
・「メモの魔力」の要約ポイント
・こんな人におすすめ[/box05]


「メモの魔力」要約ポイント

「記録」ではなく「知的生産」のためにメモを取る

メモには2種類あり、「記録のためのメモ」「知的生産のためのメモ」に分けられます。

1つ目の「記録的なメモ」は、その名の通り何かを記録したり、忘れないようにするために記録するメモをいいます。
これは一般的に認識されているメモの役割ですよね。

しかしメモの本質は「知的生産」のためにあるといいます。

「記録」は人間でなくてロボットや機械でもできますが、「知的生産」は人間にしかできないものです。
※知的生産・・・新しいアイデアや付加価値を生み出すこと

アイデアを生み出すという人間にしかできないことに集中するためにメモをとるべきだと書かれています。

つまり、記録することで、覚えておくことに使わなくなった脳の容量を、アイデアや付加価値を生み出すことに使う。
これがメモの本領が発揮されているということなんです。

メモによって鍛えられる5つのスキル

メモによって以下の5つのスキルが身につきます。

知的生産性の向上(アイデアを生み出せるようになる)
情報獲得の伝達率向上(情報を「素通り」しなくなる)
傾聴能力の向上(相手の「より深い話」を聞き出せる)
構造化能力の向上(話の骨組みが分かるようになる)
言語化能力の向上(曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる)

1つずつ簡単に説明していきます。

知的生産性の向上

記録することで覚えておくことに使わなくなった脳の容量を、アイデアや付加価値を生み出すことに使うことができるので、アイデアを生み出しやすくなります。

情報獲得の伝達率向上

人間は思っているより情報を素通りしているので、メモをとることを癖付け常にアンテナを張っておけば、日常に眠った「宝(情報)」を拾い上げることができることができます。

傾聴能力の向上

会話の中でメモをとる姿勢を見せれば、相手に対する自分の敬意が伝わり、より実りのある会話になり相手の「より深い話」を聞き出すことができます。

構造化能力の向上

メモをしっかり取ろうとすると、「何をどこに書けばいいのか」を必然的に考えなければならなくなり、議論の全体像が俯瞰的にみる力が養われ、話の骨組みが分かるようになります。

言語化能力の向上

メモをとるということは同時に、「言葉にせねばならぬ」ということなので、曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになります。

【「ファクト」→「抽象化」→「転用」】という最強のフレームワーク

知的生産をするためのメモの方法としてフレームワークとして以下のような方法が紹介されています。

「ファクト(事実)」→「抽象化」→「転用」

ノートを【見開き】で使います

[box04 title="メモを取るときのフレームワーク"]
ファクト(事実)
→自分が見聞きしてインプットした事実

抽象化
→ファクトから導いた法則、利用可能な概念

転用
→抽象化された法則を利用し、別の何かの具体的な行動にする[/box04]

少し分かりづらいと思うので例を出して考えてみましょう。
著者の前田裕二さんが運営している「SHOWROOM」もこのフレームワークをもとに立ち上げられた事業です。

◎ファクト
・カバー曲を歌うと、オリジナル曲の時より立ち止まってくれる
・立ち止まった人のリクエストに応えると、仲がぐっと良くなる
・そうして仲良くなったあとにオリジナル曲を歌うと、もっとお金がもらえる

◎抽象化
・仲良くなるには双方向性が大事
・人は「上手い歌」ではなく「絆」にお金を払う

◎転用
・双方向性があり、絆が生まれる仕組みをネットに作る
※それによってアーティストが自分の力で(リアルよりも効率的に)ファンを増やし、お金を稼ぐことができる

このように自分の原体験から事実抽象化し他の物事に転用し具体まで落とすことにより知的生産が可能になります。

抽象化とは「本質を考える」こと

抽象化とは、端的に言うと、「具体的に事象の本質を考える」ことです。
成功事例の本質がわかっていれば、あらゆる他のことに応用できるようになります。

引用;「メモの魔力」p.90

「鬼滅の刃」を例に考えてみます。

命題
→「鬼滅の刃」はなぜあんなに子供に人気なのか?
ファクト
→「人間(鬼殺隊)」 vs 「鬼(十二鬼月)」という構図
抽象化
→味方と敵の区別が分かりやすく、子供でも理解しやすい

(↑の例は私が考えた理由の一つなので、本当の理由は分かりませんが)

このように抽象化という作業をすることで、物事の本質に近づくことができます。

メモで夢が現実になる

突然ですが、「なぜ流れ星を見た瞬間に願いを唱えると夢がかなうのか?」、考えたことがありますか?願いがお星様に届くからでしょうか。おそらく、違います。僕が思うには、「流れ星を見た一瞬ですら、瞬間的に言葉が出てくるぐらいの強烈な夢への想いを持っているから」です。

引用;「メモの魔力」p.90

とても素敵な考え方ですよね。

「夢を紙に書くと現実になる」
というのは聞いたことがあるかもしれませんが、これは科学的にも証明されています。

夢を紙に書くことで、夢自体が潜在意識に刷り込まれる度合いが高くなります。
紙に文字を書くことによって脳が受けるインパクトは思いのほか大きく、記憶に残りやすくなるためだそうです。

なので、夢を叶えるためには思いを強く持つ、思いを強く持つためには夢をメモにしてみる。

もちろん叶う夢もあれば、叶えるのが難しい夢もあると思いますが、
夢をメモにすれば、その夢を叶えるために潜在的に行動していくようになる、ということですね。

こんな人におすすめ

自己分析中の就活生
自分のやりたいことが明確ではない人
言語化が苦手な人

夢を叶えるためには自分のやりたいことや、自分の人生の軸というものを明確にする必要があります。

本書には、「自分を知るための【自己分析1000問】」が特別付録として用意されており、
その質問1つ1つに答えることで自分の人生の軸を少しずつ明確になっていきます。

また自分の考えていることを上手く伝えることができない、言語化するのが苦手という人にもおすすめです。

抽象化について深く学ぶことで、自分の想いを言語化することが容易になってきます。

まとめ

単なるメモの話かと思ったら、想定していた何倍も奥が深い内容の本でした。

著者の前田さんの熱い「想い」が詰まった素晴らしい本です。

今回はみなさんに、この本の概要について理解してもらうため、僕が重要だと思った要点をざっくりまとめました。

詳しいところまで説明することはできていませんが、今回僕が説明したよりも何百倍も素晴らしい本です。
大袈裟に聞こえるかもしれませんが本当です。

この本に書かれていたことを実践しようと、色々な物事を抽象化しようとするクセをつけようとしていますが、なかなか難しいですね。(笑)

しかしこの本を読んで生活の視点が少しずつ変わってきているのは確かです。

皆さんの役に立つ1冊になるはずなので、少しでも興味を持った方はぜひ読んでみてください!!!


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