
この記事では「超雑談力」の要約をまとめました。
こんにちは、おーときです。
突然ですが、雑談に対するイメージってどうですか?
ちなみに僕はこの本を読むまで「雑談」というものは、、、
・面白い話をしないといけないと思って疲れる
・何を話せばいいか分からない
・沈黙が気まずい
こんなイメージだったので雑談というものにだいぶ苦手意識がありました。(笑)
僕と同じように「雑談」に対して苦手意識がある人にぜひ読んでほしい本
それが今回紹介する「超雑談力」になります。
この記事の内容
「超雑談力」の要約・まとめ
ではさっそく内容に入っていきましょう!
雑談の目的
雑談における目的を、本書ではこのように定義しています。
微妙な間柄の人と、適当に話をしながらなんとなく仲良くなる
仲のいい友達と会話する分には何も考えずに適当に話しても問題ありません。
あまり仲良くない、もしくは一度しか会ったことのないような微妙な間柄の人と2人きりになり気まずくなったことはありませんか?
本書ではこのような微妙な間柄の人と雑談するときの方法がまとめられています。
なぜ雑談がうまくできないのか?
大抵の場合、話し方のバリエーションは以下の2パターンです。
・仕事の場面できちんと話す大人としての会話
雑談がうまくいかないのは、このどちらかのパターンで雑談しようとするからです。
雑談には雑談に適した話し方があります。
・内容なんてどうでもいい、とにかくラリーを続ける
・「情報」交換より「気持ち」のやりとり
・遠い話より近い話
・とにかく共感する【否定・アドバイスはしない】
1つずつ深堀りしていきますね!
「超雑談力」要約・まとめ
内容なんてどうでもいい、とにかくラリーを続ける
「盛り上げようと頑張って話すけど疲れる」
こんな経験ありませんか?
そもそも雑談を盛り上げるために面白い話をしないといけないというのが大きな勘違いです。
「長々と世間話をしているうちに商談がまとまった」
という話があるように、雑談を止めなければ関係は徐々によくなっていきます。
結論のでない話を永遠と繰り返すことで、一緒に会話しているという実感を生み関係が深まったという安心感に繋がります。
雑談において内容なんてものはどうでもいい、とにかく続けばいいんです。
大事なのは「内容」より「ラリー」、オチや結論は必要ありません。

「情報」交換より「気持ち」のやりとり
内容よりラリーが大事とお伝えしましたが、仲良くなりやすい雑談と仲良くなりにくい雑談があります。
仲良くなりにくい・・・情報交換
調べればわかる冷たい情報ではなく、自分だけが感じた生の気持ちを共有することが親密な関係を築きやすい雑談です。
喜怒哀楽の感情を伝え合うのが「仲良くなりやすい雑談」の鉄則。
遠い話より近い話
ここでいう遠い話、近い話とは↓
遠い話・・・時事ネタやニュースなどの自分とはあまり関係ない話
近い話・・・自分のエピソードや体験談
会話が途切れたら別の話題を探すのではなく、自分に近い話題に引き戻しましょう。
先ほども話した通り、仲良くなるには喜怒哀楽を伝えるのが鉄則。
時事ネタやニュースなどの話に気持ちを上乗せしようとしても、自分の生の感情を話すことは難しいんです。
しかも時事ネタやニュースなどの「遠い話」であればあるほど、そのことに関して知識があまりついていないと会話が弾まず、すぐに沈黙になってしまいます。
ではどんな話をすればいいのでしょうか?
その答えの1つが「体験したこと+感じた気持ち」で話すことです。
派手なエピソード、笑える体験談は必要ありません。
自分自身のエピソードや体験談という「近い話」をすることで相手との関係がみるみるうちに良くなっていきます。
擬音を入れて話したりするのも効果的です。

とにかく共感する【否定・アドバイスはしない】
雑談をするうえで絶対にやってはいけないことが2つあります。
雑談でやってはいけないこと
・その気はなくても、相手の発言を否定・訂正する
・よかれと思ってアドバイスをする
多少相手の話が間違っていようと、意見に違いがあろうと目をつむって話を続けるのが正解。
話を聞くときには、とにかく肯定してとにかく共感することが大切です。
なぜなら、人は肯定され続けると気持ちを打ち明けるようになるから。
話を聞いていてイライラしそうになっても絶対に否定せず、アドバイスせずに話を聞くことで相手も次第に落ち着いて心を開き、ルールに則った雑談を始めてくれます。
雑談において重要なことは「気持ちを伝えること」と本書では何度も強調されています。
とことん肯定、とことん共感をすることで相手の気持ちを引き出しましょう。

まとめ
超雑談力の要点をおさらいしましょう。
・内容なんてどうでもいい、とにかくラリーを続ける
・「情報」交換より「気持ち」のやりとり
・遠い話より近い話
・とにかく共感する、否定・アドバイスはしない
僕はこの本を読んで雑談に対するイメージがだいぶ変わりました。
今まで考えていた雑談のイメージはというと。。。
・沈黙が怖いから時事ネタを適当に話してみる
・話したくない
そう、コミュ障ってやつです。(笑)
しかしこの本に書いてあるように、内容はなんでもいいからとにかく会話のラリーを続けるだけでいいと聞けば雑談に対するハードルがかなり下がります。
雑談に苦手意識がある人も、難しく考える必要はないので気楽に雑談にチャレンジしてみてください!
「会話が盛り上がらなくても50%は相手の責任」と考えるとめちゃめちゃ楽になりますよ!(笑)
雑談力を少し改善したいとお考えの方はぜひ読んでみてください。